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嵐の一夜
2011-11-10 Thu 02:34
今宵も

ばるん男爵の館 収穫大感謝祭 2011
    ~荒々しいのは、お好みか?~


…にお越しくださいまして、ありがとうございます!!


ガラパロに取り組む時に、誰もが一度は考えること…

「あの社務所事件をなんとか解決したい!!」

いや、もちろん、本編の流れは正しいのですが
あれをうふふん、な展開にしたい、とかの誘惑は誰にでも訪れるのではないでしょうか?
(ムリヤリ正当化しようとしている)
老舗サイト様でもいろいろと作品化されているシチュエーションで
今更、な「ネタ」ではありますが、

あ!! え!!  て!!

あ~~~ え~~~~ て~~~~~!!  (何で和えたらウマいか?)

自分で書いて、自分で萌えて、自分で濡れたいな~~、と思ってしまいました。

おつきあいいただけましたら。

で、今人様に原作一式お貸ししてまして、手元にないので…
確認しつつ、ということが出来ないので
セリフ等まちがってると思います、っていうかかなり捏造します…

ご了承いただけて、お許しいただけるなら、


続きより、どうぞ~~~^^;;













                  嵐の一夜
       

 窓の外は、相変わらず雨が打ち付けている。
この社務所の中は静かだ。
一晩、想いを寄せる人と共にいて、意識してしまって言葉も無い。

こんな夜が訪れることになるとは、思いもしなかった。
この夜を逃せば、この胸に燃え盛る想いを伝える機会などないのだろう…
そう思いながらも、心を寄せていく手立てを思いつけない。

切ない気持ちを抱きしめながら、時間ばかりが過ぎていく。
こんなに、そばにいるのに。

ストーブの薪も燃えつき、じわじわと消えていくのを待つのみ、となった。


「もう冷えてくるな」

「君さえよければ…寄り添っているだけでも暖かいぞ」

「無理は言わんが」



マヤは随分前から、身体の震えが止まらなかった。
このままでは本当に風邪をひくかもしれない…
真澄がそう声をかけてくれるのを
ずっと待っていたのかもしれない。

「いいえ…速水さん…あたしを温めて下さい…雨の中の時のように…」

抱きしめて欲しかった。
商品としてでもいい。
愛する人が、他にいてもいい。
今、このときだけ…抱きしめて欲しい。

素直に温めて欲しい、と言うマヤに
真澄は驚きを覚えていた。
必ず意地を張って拒否するだろうと思い込んでいた…
口喧嘩をしている間だけでも、マヤが元気でいられれば
この切ない無言の時間をやり過ごせたら、と思っていた。

「…本気で言ってるのか?」

「こんなに冷えて、冗談なんか言いません」

「そうだな…いいだろう。…おいで」

マヤはストーブの側の椅子から立ち上がり、
板間に座る真澄のそばに行った。
ストーブの火が消えて、部屋は暗く表情はうかがいしれない。

差し伸べられた掌に、そっと自分の掌を沿わせる。

その瞬間、ぎゅっ、と強い力で握られた。

「おれも男だからな。責任持てなくなっても知らんぞ」

マヤは真澄を見た。
深くて熱い眼をしている、と思った。

そして真澄の力のままに引き寄せられ、胸に抱きとめられた。

小さくて、華奢で、こまかに震えているマヤ。冷たい身体をしている、と真澄は思った。
すっぽりと胸に収まり、しっかりと抱きとめられている。燃えるように熱い、とマヤは思った。

マヤは深く息を吸い込んだ。
真澄の甘くて苦い匂いがする。
今まで、こんな気持ちが自分にあるとは思わなかった。
このひと時、この熱さを、この匂いを少しでも深く感じていたい。
頭の奥が、じん、と痺れてくるような気がする。

真澄はこんなに小さかったか、とあらためて畏れていた。
寒さから逃れようとして、自分からしがみついて来るマヤを
温めようと深く抱きしめたが
密着すればするほど、後戻りの出来ない欲求が頭をもたげてくる。
身体が…熱い。

温めたマヤの身体から、マヤの匂いが立ち上ってくる。
濡れた樹木と、花のような匂い。
心臓の音がうるさい。
もう、とっくに…自分が慌てていることが、マヤにばれているのかもしれない。
そう意識すると、そうした欲求に向かって身体が反応してしまうのは
時間との闘いでしかない。

打ち消しがたい欲が、心臓を支配する。
唇が乾く。

痺れる脳で、真澄の鼓動を聞いていた。
自分を抱きしめて、こんなに熱くなっている。
男を知らない、ということが、マヤを大胆にさせていた。
もっと匂いを嗅ぎたくて
もっと身体の柔らかさを知りたくて
早く打つ鼓動を聞きたくて
真澄の胸に耳を擦りつけた。

不意に強い力で両腕を掴まれ、引き離される。
顔を覗き込まれる。

「…どういうつもりだ」

「え…」

「どんなことになっても、責任が持てない、と言ったはずだ」

「どんなこと…?」

「そんなふうに抱きつかれて、おれが何も感じないと思っているのか?」

「おれに…犯されるかもしれない、とか…そんな危機感も君にはないのか」


「う…」小さく、マヤが呻いた。


真澄の深くて熱い眼が自分を見据えている。
恐いくらいの、熱い眼差し。
それに気圧されて、動くことが出来ない。


真澄は、荒々しくマヤの顎を掴み、
マヤの震える唇に、自分の燃える唇を押し付けた。









        つづく!!!!!!!!!!



ハイ!寸止め!!!!!ゴメ!!!!!!!



ちょっとワイルドな真澄さんです♪
だってがんばって欲しいんだもーーーーーーーん♪




では股!!

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