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2011-04-18 Mon 10:30
いつからだっただろう どこにいても、何をしていても 君の姿が眼に飛び込んでくるようになったのは 引っ込み思案で隅に隠れてばかりの君は 放っておくと本当に壁と同化してしまうから わざと君を怒らせるような事を言って引きずり出す 知らない人には全くおとなしいくせに 俺には平気でつっかかってくる ほら見ろ 俺に堂々とズケズケ言ってるって 見せ物みたいに群がる連中 俺が楽しそうに笑うのも あいつらには結構な話のネタになるんだって 君の素晴らしさを世間に知らせたい 君の才能をさらに輝かせる機会をもっと掴ませたい そんな願いが下敷きにあったけれど 本当は君と関わっているだけで幸せなんだ 怒っている君 真っ赤になってる君 どんな君だって たとえ 俺に大嫌い、って言ってる時だって 君しか見えない 君だけ見ていたい 君を刻みつけたい、俺に いつしか取り巻きは去って 君はまた窓ガラスに同化する 君は気付かないだろうが 俺は必ず君が見える位置にいる 離れられない、と言っていい 君に向かって一生言えないだろうな、と思う台詞が ずっと頭をまわっている 俺は君しか見えない 君だけ ずっと君だけしか |
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| はね吉 がらすの森 R-18 |
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