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森のお城 2
2012-01-23 Mon 00:54
今宵も
ばるん男爵の館 秘め始め’2012
      ~題名がダサいですがどうしたらいいのでしょう…~


 …に、お越し下さいましてありがとうございます!

題名、ホントに悩みます…
内容のあらましだけ頭にあってぶっつけ本番で打ち込んでいくので
(仮)がつくくらいの気持ちでしか題名のことまで考えていないのです><

で、最後になって「…結局コレでいっか…」になっちゃう…
ほんと、センスの無い題名…ゴメンよ~~


では、続きからドゾ!!









             森のお城 2


「ええええええ!」
あたしは心の中だけで声をあげた。
見紛うことなく、正真正銘「ラブホテル」だ…!
速水さんとは確かに、『そんな関係』なんだけど、
なんだけど、どこか上品な関係…って思ってるんだけど!
どこが上品って…んと、そう、ガツガツしてないっていうか、
草食系な雰囲気の…えっちを…
いや、草食動物だって牛とか馬とかハゲシイよ?とかって
いやいや、そういうんでもなくて、えと、えと、えと…!!!

ピカピカ、キラキラしたクリスマスツリーな雰囲気のホテルは、
「IN」と書いたネオンのあたりは暗くなっている。
速水さんは固い表情のままで左にウィンカーをきって、駐車場に入っていった。
ラブホテルに入っちゃった!ってだけで緊張しているあたしを見て
速水さんは「すまん…」って謝った。

「このままだと、ますます嵐は強くなるだろう。
 とりあえず何か建物の中に居れば安全だ。
 しかし、このあたりで普通のホテルは見つからないし
 ここだって早めにキープしておかなければ直ぐに満室になってしまう」

「べ…別にここが嫌なんて言ってません…」

速水さんは初めてクスッって笑って
「そうか?かなり顔はひきつっているみたいだが」

「だっ、だいじょうぶ、ですっ!へ、部屋に行きましょっ!」

「マヤは…こんなとこはもちろん初めてだよな?」
「もちろんです!速水さんはよく行ったんですか?」
「こういうところで致したくなるほど、若い頃は熱心でもなかったからな」

…言ってる意味がよくわかんないけど。

「初心者同志だ。せっかくだから楽しもう」




暗い暗いフロントはムーディーなBGMがかかっていて、
壁に部屋の写真と、ついている機能と、利用料金の書いてあるパネルが
ずらっと碁盤の目のように並んでいたけれど、
証明がついて良く読めるようになっているのは1室だけだった。

「すべりこみセーフ。ラストワンだったな」

部屋番号横のボタンを押すと、自動販売機みたいにカラン、とルームキーが落ちてきて
そのパネルの照明がおちた。
あたりは一層に暗くなる。
不安になって速水さんにしがみつくと、足元のライトが進むべき方向にむかって流れるように点滅を始めた。

「おー!なんだか遊園地のアトラクションみたいじゃないか!」
「すごいのね~!誰か出てくるかと思ったのに!」

うながされるままエレベーターに乗って、勝手にその階につれていかれる。
二人きりのエレベーターはとても狭くて、奈落みたいだ、って思った。

「なんでこんなに狭いエレベーターなんでしょうかね」
「大人数で乗ることがないから、だろう?」
「なんで?」
「だいたいこういうところを利用する客は二人連ればかり…
 他の客とすれ違うことは避けたい者どうし、だからな」
「ふう~~~ん」

「それに…こんなことをしたくなるんじゃないのか?」

速水さんは急にあたしをぎゅう、と抱きしめて熱いキスをしてきた。
部屋にたどりつく前に、こんな情熱的なことをする速水さんは初めてだった。

あまりに激しくて声が出そう…って思ったら、チン、とドアが開いた。

フロアにたつと、あたしたちの入る部屋のドアにだけ、照明が当たっていた。
他の部屋の前を通り過ぎる時に、中から声が漏れ聞こえてくる。
ドキドキする。
冷や汗をかいている。
アソコが…濡れてきてるのがわかる…

「あんな…声を出すんだね…スゴイ…」

「マヤだって。あれよりも良く通るかわいい声だよ」
「うっ…ウソっ!!」
「今まで自分がどんな声を出してるか、わかってなかったのか?」
あたしはあせってコクコクとうなずいた。

「無自覚で…俺を惑わしていたのか…まいったな」

ルームキーでドアを開けて、中に入る。
ドアを閉めると、自動でガチン、とロックがかかった。

間接照明が美しい、落ち着いた調度品と…
大きな、ダブルベッド…それから…
ベッドに面したひとつの壁が鏡になってる…
それから、ベッドから浴室が見えて…そこがすりガラスになってる…
やっぱり、普通のホテルにはありえない部屋の装備だった…



        続く♪



またまた、どうでもいい内装とかの話で伸ばしてしまう…
今のラブホって、どれだけ進化しているのでしょうか?
ワシの引き出しは20年前まで、です^^


とっととベッドインしれ!!って言われそう~~~
いやいや、まだまだコネタはさみますよ~~^^
まったりとおつきあいくださいね^^


それでは今宵はこのへんで。
明日もいい日でありますように!



追伸:ちゅたがインフルA型に感染><
皆様もお気をつけくださいませ~~~~~







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