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モーニング・コール
2012-09-30 Sun 01:33
今宵も

 はね吉 がらすの森 ~連続更新…なるか?~


  …に、お越しくださいまして、ありがとうございます^^



1年位前は、毎日更新…とかも平気でしていたのだけれど
なかなか最近はむずかしく。

ガラパロ界をふわふわ漂って刺激を受けて参りました…
老舗サイト様もほとんど読破した、と思い込んでおりましたが
案外巡り合っていなかったお作もあったりなんかして。

そうすると不思議なもので、また妄想がむくむくと湧くのですね~~^^
今なら勢いで書けそう!!って。




SSではありますが、勢いで書いちゃう!!

HKD48手より、
 40.モーニング・コール
              …です^^

ちょっと色ポイです^^ エロ、にはちょっと遠いかも、ですが。


   
それでは、続きから ドゾ!!






~秘密の伊豆の~の、続編…^^








                  モーニング・コール


 遠くで携帯電話が鳴っている…

 おれは休暇中なんだぞコノヤロウ。

 それも、何年も何年も楽しみにしてきた休暇なんだ。

 伊豆に来ている時はよほどのことが無い限り電話を入れるな、と申し伝えているはずなのに。

 そんなに何度も何度もコールすると、マヤが目を覚ましてしまうだろう…?



 ………



 まだ鳴っている。

 シツコイ。

 無視すると決めてからも10回鳴っている。

 マヤ…?

 そういえば抱きしめて眠りについたはずなのに
 
 まるいぬくもりが側に無いことに気がついた。

 目覚めきらないまま手を伸ばして、ぷるんとした手触りのものを探す。

 どこまで伸ばしても、ひんやりとしたシーツの手触りにしか辿り着かない。

 そうしてはじめて、おれは目を開けた。

「マヤ…?ちびちゃん?」

 ふたりからみあっていた時には狭いと思ったベッドが、やけにだだっぴろいと思いなおした。



 あいかわらず携帯電話が鳴っている。

 忌々しい。

 マヤがいなくなっていることも合わせて、腹立ちまぎれに携帯をとる。

「もしもし」

『あっ…お…おはようございます…』

「!!! ちびちゃん?!…」

『はい…』

「今どこなんだ!!」

『えと、1階の、テラスに出てます。朝の海が綺麗なので…』

「あ…そうか…良かった…」

『ゴメンナサイ』

「何故、そんなところに?きみを胸に抱いたまま目覚めたかったのに」

『いやっ…朝から恥ずかしいこと言わないで下さい…っ』

「白雪姫のように、キスできみを目覚めさせたかった」

『いや…ん』

 マヤが電話の向うで真っ赤になっている様子が想像できる。

『そんなんだから…あたし恥ずかしくなって…側に寝ていられなくて
 テラスに出てきてしまったんです』

『速水さん…朝の光の中で、キラキラしながら眠っていて。
 夜…速水さん…野獣みたいに激しいって思ったのに…
 朝になったら、天使みたいにキレイで…
 あたし、すごく恥ずかしくなってしまって…』

「マヤはずっと…ずっと、きれいだったよ」

「あまりにきれいで、可愛くて妖艶で…おれは夢中になった」

 
 電話の向うのマヤは言葉を失っている。

「できれば…このセリフはきみの耳元に囁きたかったな」

『ごっ…ごっ…ゴメンナサイ…っ』

「そしてもう一度…きみを抱きたい」

『へ?!今から?!』

「あぁ。今スグ。ここでか。テラスでがいいか」

『もうっ、速水さん、急にえっちになりすぎ!!』

「ぐずぐずしていたらおれからテラスに襲いにいくぞ」

『ヤダッ』

「はやくおいで。もう待ちきれない…」

『わっ、わかったからっ!もう、このっ、横暴エロ魔人!!』


 …なんとでも言え。


 枕を背にして、ベッドで待つ。

 全裸のままだったことに気付く。

 期待が形になって表れているのを、マヤはまた呆れるのだろうか。




 律儀にノックをして、マヤがそっと顔を覗かせる。
 
「あ、の。やっぱり、する、の?」

 キチンと服を着ているじゃないか!

「イヤか?やっぱり。痛むのか?」

 そう聞きながら手招きをして、ベッドの脇に座るように促す。

「ん…ちょっと…痛いけど…」

 何かを握っていた掌を、そっと目の前に差し出した。




「コレ…使うんだよね、って思ったから…持ってきたの」


 蝶のプリントされた、小袋。



 恥ずかしがるくせに、大胆に受け入れるんだな…


 おれは完全に理性を吹っ飛ばされて、

 力ずくでマヤをベッドに押し付け、唇を貪り始めた…








              おしまい。




ほんのりと、色っぽい雰囲気をお楽しみいただけましたでしょうか?
結ばれて初めて目覚めた時って…幸せなんだけどすっごく照れませんでしたか?
速水さんがすごくセクシー!って思ったらもう、いたたまれないわ、と思う…

あれやこれや思い出して、きゃあああああああ!って!!!


ああ!萌えるわ~~~~




HKD48手も、あと3つのお題を残すのみ、となりました。
ああ~~なんだか長かったな~~^^
お待たせしているリク主様、ほんとにスミマセン。

22万HITになりましたら、久し振りにキリ番リクエストを募ります。
またよろしくお願いします~~♪



 それでは今宵はこのへんで。

 明日もいい日になりますように…


台風、お気をつけくださいませ!!












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2012-09-30 Sun 11:16 | | #[ 内容変更]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-09-30 Sun 20:58 | | #[ 内容変更]
Re: タイトルなし
ああああ、ありがとうございます~~^^
そうそう、初めてのキス、初めてのえっち…と怒涛の愛撫は
初めての生娘にとってはどんなに丁寧に優しく接しても『野獣』に見えるのではあるまいか。
特に自分を切り裂いて息荒く打ち付けてくる姿は…普段スーツで紳士的な人なら尚更。ああん。

お忙しいところ、コメントありがとうございましたぁ☆
2012-10-01 Mon 00:52 | URL | はね吉 #-[ 内容変更]
Re: 初々しい♪
台風直前の体育会、お疲れ様でした!
『交通機関の止まる台風』…ああ、「忘れられた荒野」の初日のようね…(ウットリ)
…と、どんな状況でも、ガラカメをだぶらせてしまう…
今頃速水さんがコートの襟を立てて歩いているのかしら…おおお。
舞たんがケーキの箱を落として、涙にくれているのかしら。(そう考えるとカワイソウ)

「使うかな~と思って」コンちゃん持って来る、なんてスレた女がしそうなことなんですが、
マヤたんがするとどうしてこうもかわいくなってしまうんでしょうか!!!!
それを聞いた瞬間、シャチョーの背景がドッカーーーンと炎上したのを書き忘れました^^

昔過ぎて忘れた、とおっしゃる初めての朝。
…いやいや、妄想で結構です~~
「その頃」より今のほうが、なかなか乙女の反応をしそうな気がします。
ああああ、いやん。でも楽しい♪

毎度楽しいコメント、ありがとうございます~~☆☆



2012-10-01 Mon 01:06 | URL | はね吉 #-[ 内容変更]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012-10-03 Wed 06:20 | | #[ 内容変更]
おおお。ロマンチックではないと仰いますが
結び合ったら予感があった、なんて…照れる照れない感想など
超越してしまってるではないですかっ!
他で試す必要など始めから無く…あぁ、幸せにやっとくれ!!

ガラカメにおいて、主人公のマヤたんを凌ぐほどに支持されている(?)真澄さん、
何故かと言うと主人公以上に乙女なヒロインだから、ではないかと常々考えていたことなのですが
(単にその悲劇のヒロイン気質が『イジリやすい』ということなだけ、かもしれないけれど)
静と動あるいは正と負くらいに真反対気質な二人…引き合うのは地球の法則なのでしょうね。

授賞式のドタバタ、すっごくいい!面白い!!読みたい!!(ひとまかせ)
『忘れられた荒野』って秋口からおよそ11月中旬くらいまでのロングラン公演だったとして、
11月最後の休日に伊豆デート、としたら。
芸術祭の授賞式って、どうやら春先っぽいのですよね。
(本編では桜の花が描かれていたりしたので…)
そしたら、伊豆で恋人同士に発展したふたり、結構関係も当たり前になってきたような…ごほゴホ。
と、なると…掴みかかりますね、マヤたん。
バレがわかったとたんにドッカーーーーーーーーーン!!でしょうね。
うわー、目に浮かぶようだ。
紅天女継承権はどちらの手に!!とかの記事でなく
大都社長と新人女優のバトル再び!!の記事が踊りそうですね^^
ただ、まわりはポカーーーーン(・・)でしょうけど。

いつも本当にありがとうございます☆あなたのファンより。






2012-10-03 Wed 23:04 | URL | はね吉 #-[ 内容変更]
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