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2012-11-15 Thu 01:07
今宵も
はね吉 がらすの森 ~なんか、長くなってきましたね…~ …に、お越しくださいまして、ありがとうございます!! 更新がめちゃめちゃ久し振りになってしまいました、スミマセン! そんでもって今日はちょっと短め…重ねてゴメンなさい! えと、一応HKD48手のなかのお題を入れるのですが、 それを入れたいが為に、この筋書きになっているのですが、 だんだんとそこに着地するのが恐ろしく遠くなってきてます …いつものこと、でしたね…スマン! では、続きから…ドゾ!! はだかのままで 5 「これは…稽古…です。阿古夜と…一真の、真実の恋の。 手伝っていただけませんか…?」 真澄の首にしがみつきながら、マヤは切羽詰まった声を出す。 こうして真澄の腕の中にいられるのは、ひょっとして今夜が最後になりそうな気がして。 「きみって子は…」 しがみつく身体を引き離しながら、俯くマヤの顔を覗き込んだ。 いつまでも子どものようだと思い込んでいたマヤからの大胆な申し出に、 真澄は戸惑っていた。 「今夜しか無いんです、試演まで今夜しか。 まだあたしは一真を 命を賭してでも愛する心を掴みきれて無いんです」 真剣な瞳で語りかけてくるマヤに魅入られながら なおも真澄は迷う。 ここでマヤを抱くことは、鷹宮を裏切ることになりはしないか? 「紫のバラは散っていくだろう」と宣言したというのに。 「最初で…最後の…わがままです… 紫のバラのひと… 」 マヤの瞳から、新しい大粒の涙がいくつもいくつも転がり落ちた。 自分の膝の上で、ぽたぽたと音がする… 「そんなに…役をつかみたいのか」 「はい…」 「きみはいつだって、役をつかむために命懸けだったね」 「はい」 「おれはきみの、そんな情熱に惹かれた。 ずっと羨ましいと思いながら、陰から支えていた。 直接きみの役に立てることが出来るなんて光栄だ…と言うべきなんだろうか」 ころころと転がり落ちる涙を指でそっと拭う。 自分の決心がゆるゆると崩れだし、マヤの情熱にほだされて別の熱さを持ちだした。 我ながら、ここまでマヤに抗えない自分はダメな男だ、と思う。 いや、マヤに完敗しているのは…もう出会った時からだったのかもしれない。 「責任を全て放り出して逃げ出すような卑怯者に きみから『都合のいい言い訳』を言い出してくるなんて…」 頬に手を添え、覗き込むようにして唇を近づける。 「ほんとうにきみは…大馬鹿娘だ。演劇馬鹿だ」 マヤの小さな鼻の頭に、自分の鼻の先をこすりつける。 瞳を閉じながら、ちいさく囁いた。 「そして…おれは世界一大馬鹿者の…きみのファンだな。 きみの為なら…おれは何でも願いを叶えてやりたくなる」 真澄の唇が、ゆっくりとマヤを包んだ。 時々離れながら、角度を変えて想いを交わしていく。 「阿古夜と…呼んで下さい…」 「わかった。 …阿古夜… 」 「…おまえさま… 捨ててくだされ…名前も過去も… 阿古夜だけのものに なってくだされ… 」 真澄はマヤを見て、微笑みながらゆっくりと頷いた。 再び首にしがみつくマヤの膝に腕をまわし、軽々と抱き上げる。 「おまえを見る目…おまえを抱く手… おまえを愛する…この身さえあればよい…」 耳に囁きかけ、抱き上げたマヤを寝室に運んでいった。 つづく。 それでは今宵はこのへんで。 明日もいい日でありますように・・・・!!
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2012-11-16 Fri 02:03 | | #[ 内容変更]
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2012-11-19 Mon 11:51 | | #[ 内容変更]
うひゃひゃ~~ありがとうございます~~^^
「紅天女」は単純に一本のお芝居、であるのに、 『幻の』っていう冠がついてしまったばかりにとんでもなく哲学をまとわされて それにがんじがらめになってしまっている(あああ、ゴメンナサイ黒発言) 黒沼先生も月影先生も「紅天女のリアリティ」に目をむけようとされているけれど、 始めにとんでもなくハードルを上げちゃったのは誰なんでぃ?!って言いたい! まさに濡れ場に向かっていくはずのこのシーンのセリフ、 清いままでいこう、なんてとんでもないです!(ニヤリ) 黒沼先生の演出も気になるところですが、 コージ相手ではさすがのマヤたんもリアリティの追及は想像がつかないはず…で。 ここは真澄一真に、がんばっていただきたいと、うふふ、思っておるのですが ああ、『お楽しみに♪詐欺』続行中…スミマセン。 裸一貫、高尚な思想も真実の愛とかも何も考えずに ただ結ばれたい本能の愛情をマスマヤに掴み取って欲しいものですね、 ええ、本編でも。 ああ、続き書かなくちゃっ!! ありがとうございました^^ あなたのファンより。
2012-11-25 Sun 00:17 | URL | はね吉 #-[ 内容変更]
おおおお、ありがとうございます><。
『我慢できずに』のコメント…なんとありがたいことでしょうか!!!! うは~~~~~~~~ん、とため息が出ました。 >月の雫が夜露となって、花の蜜をまとったかのような…。 …あああ、もったいない形容をいただいて、むずむずしてしまいます! 今回の濡れ場ばかりは『阿古夜と一真』を絡めていくので (不本意半分ですが)ちょっと高尚な表現でしてみようかな?と計画しているのですが 自分の分というものをわきまえずに…難航しております。ははは。 ご期待にそえるようにがんばります~~~~うううう。 ワシも楽しみにしておりますよ、うふふ。また伺います♪ あなたのファンより☆
2012-11-25 Sun 00:37 | URL | はね吉 #-[ 内容変更]
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| はね吉 がらすの森 R-18 |
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