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Love me tender (MASUMI 9)
2012-02-21 Tue 02:49
今宵も

はね吉の がらすの森 ~閑話休題…^^~

   …に、お越し下さいまして、ありがとうございます!!


♪はーっぴ ばーすで~とぅ~ゆ~♪
  ♪はーっぴ ばーすで~とぅ~ゆ~♪
♪はーっぴ ばーすでぃ~でぃあ、マーヤちゃ~~~~~~ん♪

♪はーッぴ ばーすで~、とぅ~~~~ゆ~~~~~~♪♪♪


   いえ~~~い、ぱふぱふぱふぱふ!!

暗黒シリアス連載(暗黒は言い過ぎ)していて、マヤ誕を忘れかけていた!!スマン!!

ってか、なんかツライの!!

ず~~っとマスマヤゲロ甘かマスマヤゲロエロ(なんやそれ)ばかりで来たはね吉は、
このドロドロには慣れておりませんで…
ぱん!って弾けたくなっちゃったのです。

と、ゆーことで、

先日予告めいたことを書いていましたが、マヤ誕にかこつけて(厳密にはUPの時間にはマヤ誕1日遅れ)
リクエストの多いこの作品、久々にUPします!!

えと、M嬢…ってごめんなさい、響きが微妙にエロい。
モ○コ様からいただいた萌えネタでございます^^。
ありがとね、モ○たん♪

追記!モ○コ様・・・いやいや、モチコ様からポスター画戴きましたようっ!!
お話の中にございます!ブラボ!!!


それでは、続きから、ドゾ!!






           Love me tender


 ユニオン・クロゼットCMも「MASU-MAYA」ばかりではなくなってきた。
「MASU-MAYA」は何故か俺たちの「モデル稼業」についた名称で、
どうやら大都芸能の所属モデルとしてパンフレットにも載っているらしい。
俺はそんな決定をだした憶えは無いのだが…
およそ必要に迫られたのだろうが、こんなことでいいのだろうか、と悩む…。

話を戻す。

ユニオン・クロゼットCMも、俺たちばかりではなくなってきた。
初めの目標であった、有名人…アスリート…文化人も出演しているのだ。
実際、結婚してから大都グループ総裁について本格的に仕事を始めており、
マヤはマヤで舞台と映画とに引っ張りだこになっていてお互いに時間がとりにくくなっているというのが理由だ。

しかし自分で言うのもなんだが、人気は根強いものらしく…
一押しの企画は必ず「MASU-MAYA」で、ということらしい。

なんと今回はレコーディングから行ったのだ!
レコーディング!!
もちろん、歌うのだ!!

歌は嫌いではない…母は家事をしているときには、必ず何か歌っていた。
幼い頃はよく一緒に歌ったものだった…
童謡だけでなく、歌謡曲でも洋楽でも、母の好きな歌ならなんでも。
速水姓になってから、一緒に歌うことはなくなってしまったが…。

マヤとは別録りだが、デュエットしているようになるらしい。
家で鼻歌を歌うようにして、二人で練習をした。朝食の時。歯磨きの時。
どちらかが歌いだすと、必ず歌声が重なる…
懐かしい。母と歌った、幼いあの日のようで…。
時々おれの瞳が潤んでいたのを、マヤは気付いていただろうか。

準備万端で臨んだ、レコーディングの日。
気持ちよく歌えた、と満足していたらミキサー室から声が聞こえた。
「すみません、もう一度お願いします~。えぇと、今度は歌い上げずに…鼻歌なカンジで…
 そうですね、最後のほうはもうハミングでいきましょうか」

おれの練習は…あまり必要でなかったらしい…






撮影の日。

今日は柔らかなフリース素材の室内着だ。
毛足が長くやわらかな絨毯の上でカメラテスト。

「今日は特別ゲストも加わります。仲良くなってくださいね~」と。

見ると、1歳になるかならないか、くらいの男の子が連れられてきた。
まだおしゃべりも出来ないようなコだ。
ヨチヨチ歩きもなんとなく危なっかしい。
マヤの顔がぱぁぁぁ、と輝いた。
「カ、か、かわいいいいいいいぃぃぃぃ!」

やはり子役というのは物怖じしないもので、初めて会った俺たちに可愛い笑顔でなついてくる。
小さな赤ん坊、なんて相手をしたことが無いのだが、
マヤが子ども好きで警戒心を持たれないタイプらしくて
「ほら!おじちゃんに肩車してもらう?たか~~~~いよ!」だの
「おじちゃんにコチョコチョコチョ、ってしちゃお!せーの、コチョコチョコチョ~~!!」だの
おじちゃんおじちゃんおじちゃんと連呼するので

「マヤ。コンセプトは家族の服、なんだからおじちゃんじゃなくてオトウサン、にしてくれ」と苦言した。

「しゅんくん、おじちゃん、おとうさんて呼んで欲しいんだって」と伝えると、
その「しゅんくん」はたどたどしいクチで、
「おとたん」……と呼んでくれた………
(実父はパパ、らしい…)

感激した。「おとたん」…「おとたん」…「おとたん」…!!!!!
おれの頭でコロン、という音が響いて…

それからは「しゅんくん」に肩車だけでなく飛行機や、お馬さんや、ジェットコースターや、
ありとあらゆる力技を駆使して喜ばせ、笑わせた。

あぁ…いいなぁ…家族って…やっぱりいいよなぁ…。

「さ、しゅんくんもおとたんもあったまったところで、撮影はいりましょうか~~!!」










ユニオン・クロゼット 冬の家族衣料編。


♪Love me tender  の鼻歌。彼の声でゆっくりと。

白い絨毯の上、彼の素足だけが映る。
仰向けに寝そべっているのか、ゆっくりと上体に向かって映る。

腰…腹…と映って、胸のところで。

胸の上には、うつ伏せになっている小さな男の子。
すうすうと眠っている背中を、とんとんしながら目をつぶっている、彼の顔が映る。

彼の歌がハミングになり…とんとんする手もゆっくり止まる。

最後の4小節、彼女の歌にかわる。
彼女があたたかそうなケットを二人に掛けにくる。
男の子の髪を撫で、
彼の髪を撫でる。

彼の額に、そっとキスをする、彼女。

「あたたかくって、夢ごこち。」のスーパーが入る。

ユニオン・クロゼットのロゴ。




             撮影終了。

onlose-s.jpg








「暫く…そっとしておきましょうか?」
「そうですね…なんだか幸せそうですもんね…。すみません、ほんの暫くで結構ですから」
マヤがすまなそうにスタッフに頼んでいた。

「しゅんくん」と「おとたん」は遊びに遊んで、幸せにくたびれていた。
真澄があまりに無防備に、幸せそうな寝顔で眠っている。
こんな姿、沽券にかかわるのかもしれないが…。

ユニオン・クロゼットはこの瞬間を見逃さなかった。
見事スチールに押さえ…ポスターに使われ…街から無くなってしまい…

育児雑誌の企画で「理想のパパ グランプリ」に輝いてしまった。

実際にはまだ父になっていないのに。

「しゅんくん」はそれからというもの、真澄のことをずっと「おとたん」と呼び続け、
時々速水邸にも遊びにくるようになり…後に二人の子どものいい遊び相手になってくれるのだった。








         おしまい。





*Love me tender の歌詞は真澄さんにぴったりの感じですね♪






ああ、おまたせしました!!
ちょっと急ごしらえな感じですが…><

ユニオン・クロゼットのポスター、ひっそり募集中♪
追記:他のMASUMI作品もひっそり募集継続中です☆

では、今宵はこのへんで。
明日もいい日でありますように…★



P.S. モ○たん、ごめん!こんなので良かったかな?







      
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